本日の給食
2月1日(木)の献立
大豆そぼろごはん 牛乳 すまし汁 いわしのみぞれ煮
今日は、節分献立です。節分は、季節の変わり目に行う行事で中国から伝わりました。節分に行われる豆まきは、平安時代では12月の大晦日に行われていたようで、2月の節分に行うようになったのは室町時代に入ってからといわれています。また、その年の縁起が良いといわれる方角を向いて巻き寿司を丸かじりする、という習慣は、江戸時代末期から明治時代にかけて大阪で始まり、近年全国に広がってきました。
1月31日(水)の献立
コッペパン 牛乳 パンプキンポタージュ ウインナーの香味揚げ チリコンカン
かぼちゃには、「ベータカロテン」が多く含まれていて、これは体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは、目の働きをよくし、皮膚を強くする働きがあります。
1月30日(火)の献立
ごはん 牛乳 マーボー豆腐 小松菜のナムル
マーボー豆腐は、タンパク質とカルシウム、小松菜のナムルは、カルシウムが多く含まれています。タンパク質には、脳をリラックスさせるセロトニンというホルモンを作り、不眠や不安感の予防、改善する効果があります。カルシウムは、神経の興奮を抑え、感情のコントロールの乱れを整える働きがあります。
1月26日(金)の献立
塩ラーメン 牛乳 揚げパン ブロッコリー
揚げパンは、昭和52年頃に東京都大田区の調理師さんが考案されたとされています。砂糖をまぶした「揚げパン」は今でも人気メニューです。
1月25日(木)の献立
ごはん 牛乳 すいとん さけの塩焼き 小松菜の煮浸し
今日の献立は、学校給食が始まった当時をイメージした献立になっています。日本の学校給食は、明治22年、山形県鶴岡市にある私立忠愛小学校で始まりました。しかし、太平洋戦争が始まると物資不足から中断に追い込まれてしまいました。戦後の昭和21年12月24日、アメリカの支援団体からの支援物資により、学校給食が再開されました。現在は、1月24日から30日までの一週間を「全国学校給食週間」としています。
1月24日(水)の献立
黒パン 牛乳 野菜スープ ハンバーグデミグラスソース コーンソテー
砂糖は、主に「さとうきび」と「てんさい」を原料に作られています。一般的に使われている上白糖、煮物などに使う三温糖、そして、黒糖など様々な種類があります。砂糖は、主に甘みをつけるときに加えたり、コクや照りをつけるときなどにも使われます。黒糖は、さとうきびの搾り汁をそのまま煮詰めたもので、独特の風味とコクがあり、ミネラルが豊富です。
1月23日(火)の献立
ハヤシライス 牛乳 フレンチサラダ 米粉のいちごクレープ
米粉は、米を砕いて粉状にした食材です。米粉の種類は、うるち米を原料としている「上新粉」、もち米から作る「もち粉」「白玉粉」「道明寺粉」などがあり、日本では、主に和菓子の材料として古くから親しまれてきました。近年製粉の技術が進み、米をより細かくできるようになり洋菓子やパン作りなどにも使われるようになりました。
1月22日(月)の献立
ごはん 牛乳 八杯汁 みそカツ きんぴられんこん
今日は、愛知県の郷土料理です。「八杯汁」は1丁の豆腐から8人分作れるから、または、あまりにもおいしくて、たくさん(8杯)お代わりしてしまうことからこの名前がつきました。愛知県は、八丁みそを代表とする赤みそ文化が今も根付いています。様々なみそ料理があり、「みそ煮込みうどん」や「みそおでん」「みそかつ」などがよく知られています。
そして、れんこんの栽培は、江戸時代に愛知県愛西市にある寺の住職が門前の田へ植え付けたのが、始まりだとされています。愛西市は稲作に代わるものとして、れんこんの栽培が一気に広まり、現在も全国有数のれんこんの産地として知られています。
1月19日(金)の献立
ミートソーススパゲティ 牛乳 キャベツとウインナーのソテー
にんじんの学名は、「ダウクス・カロータ」といい、「ダウクス」は温める、「カロータ」は燃えるという意味のギリシャ語から名付けられました。にんじんの色には、「カロテン」という栄養素が多く含まれ、体の中でビタミンAに変わります。皮膚を丈夫にしてくれたり、目の働きをよくしてくれます。
1月18日(木)の献立
かてめし 牛乳 呉汁 さばのピリ辛焼き
今日の呉汁には、ごぼうが入っています。ごぼうは、11月から1月が旬です。私たちが食べているのは、ごぼうの根っこの部分です。日本に伝えられた頃は、薬として食べられていました。食物繊維が豊富で、便秘を改善し、肥満防止や美肌効果も期待できます。ごぼうを選ぶときは、直径2cm程度の太すぎず、長くしっかりしたものがおすすめです。
1月17日(水)の献立
マーブル食パン 牛乳 クリームシチュー オムレツ マカロニサラダ
給食のマーブル食パンには、ココアが使われています。ココアの原料はカカオです。カカオとはカカオの木の果実の中にある種子のことで、南米などの暑いところで取れます。ココアは食物繊維が多く、体の老化を防ぐ働きのあるポリフェノールも多く含まれています。
1月16日(火)の献立
ごはん 牛乳 ごまみそ汁 鶏のから揚げ ひじきの煮物
ごまは、5000年以上も前のアフリカ、ナイル川の流域で栽培されていたという記録があるほど、歴史のある食べ物です。古代エジプトでは、すでに、体に良い食べ物とされ、薬としても使用されていたそうです。ごまは、健康を保つため、体内で様々な働きをします。栄養は、骨や歯の材料となるカルシウムや、血の材料となる鉄分を多く含みます。体に良いとされる脂質も多く、疲労回復に効果のあるビタミンB1も摂取できるパワーの源です。
1月15日(月)の献立
ルーローハン 牛乳 ミーファンタン しゅうまい
「ルーローハン」は台湾のB級グルメで、豚肉や野菜を甘辛く煮込み、香辛料で味付けしたものです。「ミーファンタン」はお米で作った麺をさっぱりしたスープに入れて味付けしたもので、ビーフン・鶏肉・にんじん・たまねぎ・ほうれんそうを入れて給食用にアレンジしています。
1月12日(金)の献立
けんちんうどん 牛乳 ちくわの磯辺揚げ わかめとえのきの煮浸し
ちくわは、金属の棒などに魚のすり身を巻き付けて作ります。その形が「ガマの穂」に似ていたので、発音が変化して「かまぼこ」と呼ばれていました。しかし、板つきの「かまぼこ」が作られるようになると、先にあった棒状のかまぼこのほうは、切り口が竹の輪に似ているとのことで、「ちくわ」と名前を変えました。
1月11日(木)の献立
ごはん 牛乳 トック入りスープ 豚キムチ炒め
トックは、朝鮮半島のおもちです。日本のおもちは、もち米で作るためよく伸びますが、トックはうるち米で作るため、加熱しても伸びません。棒状にしたおもちを薄く切って、炒め物、煮物、なべ料理、スープなど、さまざまな料理に使います。
1月10日(水)の献立
食パン いちごジャム 牛乳 マカロニスープ ポテトコロッケ ツナと野菜の炒め物
ジャムの始まりは、今から1万から1万5千年前、旧石器時代後期の人類がみつばちの巣から蜜を取り、蜜を使って果実を煮たことが現在のジャムの起源とされています。ジャムは、はるか昔から人類とともにあった最古の保存食なのかもしれません。
12月18日(月)の献立
ごはん マーボー豆腐 もやしのナムル 牛乳
豆腐は大豆から作られていて、大豆の栄養とおいしさが、ぎゅっと凝縮されています。体をつくるもとになる「たんぱく質」が肉と変わらないほど、たくさん含まれています。豆腐には木綿豆腐と絹ごし豆腐があり、木綿は絹ごしと比べてしっかりしています。ピリ辛のマーボー豆腐はごはんがすすむおかずです。
12月15日(金)の献立
みそラーメン ぎょうざ 中華風野菜炒め 牛乳
みそは、大豆に塩と麹を加え、発酵熟成させたものです。さまざまな種類があり、大きく分けると、加える麹の種類により「米みそ」「麦みそ」「豆みそ」の3種類に分けられます。米みそは、みそ全体の80%をしめており、麦みそは田舎みそとも呼ばれています。そして、豆みそは濃い赤茶色が特徴です。
12月14日(木)の献立
ごはん わんたんスープ スタミナ焼肉 牛乳 コーヒー飲料
コーヒー飲料は、先端の小さい丸の部分をねじってちぎり、牛乳のストローをさす穴から入れます。牛乳の底の方にたまってしまうので、牛乳パックを軽くふったりストローでかき混ぜたりして飲みます。コーヒー豆はコロンビアやブラジルなどで多く栽培されています。コーヒーは苦くて飲めない人も多いのですが、牛乳と混ぜて甘くしたコーヒー牛乳は人気です。
12月12日(火)の献立
ポークカレー 花野菜のサラダ 牛乳
ブロッコリーもカリフラワーもキャベツの仲間です。これらは、もともとケールという野菜が進化したものです。葉っぱが丸まるように改良されたのがキャベツ、花のつぼみを食べられるように改良したのがブロッコリー、さらに改良したのがカリフラワーです。ブロッコリーは、収穫しないで畑にそのまま放っておくと小さい黄色い花を咲かせます。しかし、カリフラワーはどんどん進化した結果、つぼみ同士がくっつき花は咲かせられなくなりました。
12月11日(月)の献立
大豆そぼろごはん みそ汁 いわしのみぞれ煮 牛乳
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、たんぱく質がたくさん含まれています。ビタミンB1や鉄、カルシウムなどに恵まれて、成長期のみなさんにとても大切な栄養です。今回は、豚のひき肉とにんじん、しいたけと一緒に混ぜご飯の具にしました。しょうががきいた甘じょっばい具がごはんに合います。
12月8日(金)の献立
ミートソーススパゲティ ほうれん草のソテー 牛乳
ほうれん草には、雄花を咲かせるおすの株と雌花を咲かせるめすの株があります。ふつうの植物は、一つの花の中におしべとめしべがあります。または、一つの株の中に雄花と雌花があります。ほうれん草のようにおすとめすで株がわかれている野菜は、とてもめずらしいのです。
12月7日(木)の献立
ごはん 肉じゃが 厚焼たまご りんご 牛乳
じゃがいもの花を見たことがありますか。薄紫色で、かわいい花です。1700年代、フランス国王ルイ16世の王妃だった、マリーアントワネットは、じゃがいもの花がお気に入りでした。豪華なドレスを着て、じゃがいもの花の髪飾りをつけていたそうです。ほかにも花を咲かせる野菜はたくさんあります。興味がある人はいろいろ調べてみるといいかもしれません。
12月6日(水)の献立
食パン チョコレートクリーム 野菜スープ ポークストロガノフ フライドポテト 牛乳
フライドポテトの起源は、ベルギー南部のワロン地域の都市、ナミュールで17世紀中頃に起きた大寒波の際、川が凍って漁ができなかったため、ナミュールの村人たちは保存食のじゃがいもを小魚のようなスティック状に切って揚げて食べたのが始まりだといわれています。
12月5日(火)の献立
ごはん さつま汁 和風おろしハンバーグ ひじきの五目煮
カルシウムが強化された献立になっています。カルシウムには、骨や歯を強くする働きがよく知られていますが、神経や筋肉の興奮を抑えたり、感情のコントロールの乱れを整える働きもあります。成長期にかかれせないカルシウムを意識的にとれるようにしましょう。
12月4日(月)の献立
ごはん すまし汁 あじフライ 切り干し大根の煮物 牛乳
切り干し大根は、大根を千切りにして、一週間から二週間ほど太陽の下に干して作ります。干すことで甘みが増し、水分がとんで、栄養もぎゅっと凝縮されます。切り干し大根には、おなかのそうじをしてくれる食物繊維や骨、歯を丈夫にするカルシウム、貧血を予防する鉄分が多くふくまれています。
12月1日(金)の献立
だんご汁 とり天 あいまぜ 牛乳
だんご汁は大分県の郷土料理です。米が不足していた時代に米の代わりに食べていたそうです。一般的にだんごという丸い物を想像しますが、大分の場合、手でのばし、うどんのようにして食べられています。だんごを作る際に丸めてしばらく寝かせることから「だんご」と呼ばれるようになったと言われています。また、とり肉も多く食べることでも知られており、「とり天」は別府市内にある県内初のレストラン「東洋軒」が発祥だとされています。「あいまぜ」は、炒めた野菜にすった豆腐を和えたものです。具と豆腐の両方に味付けをして、混ぜ合わせることから「あいまぜ」という名になったと伝わっています。給食では、豆腐の代わりにおからを使用しています。